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安全靴の消臭グッズはなぜ効かない?12年で全部試した結論

著者:安全靴歴12年・元工場勤務

なぜ安全靴の消臭グッズは効かないのか?

先に言う。グッズが悪いのではない。1日12〜16時間の密閉と1日約200mLの汗という環境が、グッズの働きを毎日上回っていた。変えるべきはグッズではなく順番だった。12年の間、消臭スプレーからインソールまで一通り試してきたが、どれも同じところでつまずいていた。試すたびに「次こそは」と思いながら、結局は似た結末を繰り返していたように思う。洗っても取れない理由はこちらの記事に書いています。グッズを疑う前に、まず環境を疑うべきだったのだと、今なら思う。

12年で消臭グッズを全部試した結果はどうだったか

工場での勤務時間中、安全靴を履き続ける時間は1日12時間、長い日は16時間に及んだ。12年で消臭対策は一通り試した。消臭スプレーは汗と混ざり、かえってひどくなった。5本指ソックスも現実は残酷だった。靴2足のローテーション、角質ケアパックも試した。消臭パウダーには3ヶ月賭けたが、残ったのは粉だらけの靴下だった。竹炭インソールは2ヶ月で見切りをつけ、足湯マッサージ器は1ヶ月で棚の上に置いたままになった。足指パッドは3種類試して、全部やめた。毎晩ゴシゴシ洗っても翌日の夕方には戻り、洗いすぎで皮がむけ、原因を調べてやめた。夏は靴の中が水たまりのようになる。その環境のまま、グッズだけを次々に変えていた。

なぜグッズは汗と湿度に追いつかないのか?

グッズをいくら変えても、追いつかれている感覚が消えなかった。理由を知ったのは、数字を見てからだった。エステーの研究員解説によると、夏のビジネス靴の中の湿度は実測で最大99.49%に達し、両足の汗は1日で約コップ1杯、およそ200mLにのぼるという。密閉された靴の中で、これだけの水分が毎日新しく生まれている計算になる。花王の研究では、足の臭いの原因成分イソ吉草酸は入浴後と通勤後でほとんど差がないのに、就業後に増えていたと報告されている。臭いは朝の対策だけでは止まらないところで、毎日作り直されていたのだろう。

グッズを変える前に、何を変えればいいのか?

グッズが悪かったわけではない。僕の環境では、1日12〜16時間の密閉と1日約200mLの汗という条件に、グッズの方が追いつかなかっただけだ。変えるべきはグッズの種類ではなく、使う順番だった。安全靴は極端な例ですが、蒸れて菌が増える構造は革靴でもパンプスでも同じです。次にどのグッズを試すか迷ったときは、その前に密閉時間と汗のたまり方から見直してみてほしい。順番を変えただけで、景色が変わることもある。僕が最後に変えた「順番」はこちらに書いています


よくある質問

Q. 消臭スプレーが効かないのはなぜですか? A. スプレーの香りと汗のにおいが混ざって感じられることがあります。靴の中の湿気が残ったままだと戻りやすいです。

Q. インソールを替えるだけで臭いは変わりますか? A. 乾燥が追いつかない環境では効果を感じにくいことがあります。靴と足の両方の湿気対策を組み合わせるのが先です。


著者プロフィール

安全靴歴12年・元工場勤務。工場勤務時代に安全靴を履き続けた経験をもとに、実体験と客観データの両面から記事を書いています。